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自作したものを色々載せていく予定です
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 界域のおよそ9割が獣の生息域であるキュウ界にある国テバンタ出身の獣化と呼ばれる変身能力を持つソシ族の住魔。
 獣化した状態で敵への激突を繰り返すため戦場から帰ってくる頃にはいつも全身血まみれでいつの間にか血まみれシセスと呼ばれるようになっていた。
 獣化するたびに獣化用に開発された衣服でさえもズタズタになるので服を着るのをやめてしまった。

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 テバンタは古の時代から獣の脅威にさらされ続けてきたので強い個体を残すため能力の低い女性のソシ族に対して体が成熟する前に去勢するという習慣があった。
 しかし近年では獣への対策も万全になりしかも優れた固体か劣った個体かの線引きも難しくなってきた、資産家の娘が去勢の審査を免除されたなど多くの問題が起きてきたため去勢は不要なのではという議論も起こり始めたが劣等種排除を支持する派閥がまだ多数を占めているためあいまいな審査基準で女性が去勢され続けるという状態が続いていた。
 シセスもそのあいまいな審査基準で去勢された女性の一徒で、去勢後には去勢された女性たちをまとめあげ200名ほどの組織を作ると破壊活動を含む反政府運動を繰り返した。
しかし、だまし討ちにあい全員捕縛され獣界流しの刑(獣の生息域に放置される刑罰であるがとても生きていける環境ではないので事実上の死刑)に処された。
 獣の生息域に放り出されたシセスたちは命からがら外界に脱出したが安全な領域に到達するまでにおよそ7割の仲間が死亡。
 その後傭兵協会の会員となり残った仲間で傭兵団ハリネズミを結成。
 テバンタへの恨みの念は消えてはいなかったが協会は復讐行為の一切を禁止していたためハリネズミがテバンタへ近づくことはなかった。
 しかしシセスが7級傭兵に昇級したころ傭兵協会が崩壊。
 彼女たちは決起しテバンタ中央府を強襲、行政官のほとんどを殺害したが仲間のおよそ半数を失った。
 その後ハリネズミは自由契約の傭兵団となり各地を転々としている。
 ハリネズミの構成員の首にはテバンタから多額の懸賞金がかけられているが懸賞金支払いの仲介等も行っていた傭兵協会なき今懸賞金が満額支払われる保証もないので彼女たちを狙うものはほとんどいない。

 余談だがハリネズミの襲撃からしばらくしてテバンタの行政官は総入れ替えになったが体制刷新にはまだまだ長い時間が必要なようである。



南条雪定雑感

うまくかけねぇなぁ
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