依頼主のいるランジ農家までは徒歩だとずいぶん時間がかかるのでクロスとリーサズは虫走乗り場(電車乗り場のような意味)にやってきた。
そこには巨大な青い多足甲虫がいて背中に蔓で組んだ半円状の客室が設置されていた。
リーサズは虫走乗り場の上階にある待合室から虫を眺めながら言った。
「これに乗るのか~。この大きさなら戦魔でも余裕でのせられるな。」
クロスは虫走の後ろの方へ目をやった。
虫走はとてつもなく長く終わりが見えない。
「長い・・。青い・・・。足いっぱい・・・。気持ち悪い・・。」
クロスがぼそぼそ言っていると時館内放送が流れはじめた。
『お待たせしました。サネル地区方面への虫走をご利用のお客様は4番入口よりご乗虫ください。繰り返します・・・・』
館内放送が流れるとリーサズはすぐに
「おっ。行こうぜ!」
と言ってクロスの肩をたたいた。
クロスは青い顔をして
「ちょっと待って・・これに本当に乗るの?」
と聞くとリーサズはクロスの腕をつかみ
「いいからいこうぜっ!」
と楽しそうに言うとクロスを引きずっていった。
そこには巨大な青い多足甲虫がいて背中に蔓で組んだ半円状の客室が設置されていた。
リーサズは虫走乗り場の上階にある待合室から虫を眺めながら言った。
「これに乗るのか~。この大きさなら戦魔でも余裕でのせられるな。」
クロスは虫走の後ろの方へ目をやった。
虫走はとてつもなく長く終わりが見えない。
「長い・・。青い・・・。足いっぱい・・・。気持ち悪い・・。」
クロスがぼそぼそ言っていると時館内放送が流れはじめた。
『お待たせしました。サネル地区方面への虫走をご利用のお客様は4番入口よりご乗虫ください。繰り返します・・・・』
館内放送が流れるとリーサズはすぐに
「おっ。行こうぜ!」
と言ってクロスの肩をたたいた。
クロスは青い顔をして
「ちょっと待って・・これに本当に乗るの?」
と聞くとリーサズはクロスの腕をつかみ
「いいからいこうぜっ!」
と楽しそうに言うとクロスを引きずっていった。
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